配線ダクトを購入したものの、設置する箇所に対して長さが余ってしまい、カットをする加工を施すことも必要です。
通常では事前に必要としている長さを計測して、それに最適なサイズのものを購入しますが、短いものでは綺麗に仕上げることができないことから、必要メートル数よりも長いものを購入することが普通です。
カットするには素材別に分けることができ、プラ製のものであれば大型タイプのカッターを用いる方法や、ノコギリでカットする方法もあります。カット後には縁の部分に余計なバリが出来てしまうことがあり、断線してしまう可能性も出てしまうので、必ずバリもヤスリで削る作業も行います。
アルミ製の配線ダクトのカットの加工法では、普通の道具では対応できないことが多いので、ダクトカッターを購入すると簡単に長さ合せを行えます。配線ダクトの加工の中には、コーナー部分も綺麗に仕上げる必要もあります。コーナー用のパーツが別途販売されているシリーズものの商品ならば、同時に購入しておくと便利ですが、該当パーツが無い商品を購入した場合では、コーナーでぶつかり合う部分の内側をカットすることで対応できます。木材で額縁を制作するように、角を中心にして45度でカットするという方法も間違いではありません。設置後にも行うことが推奨できる配線ダクトの加工内容には、ダクト本体と壁や天井など密着させているラインをシーリングを施す方法もあります。シーリングを行っておくと、隙間に埃などが入り込んでしまうことなく、綺麗な状態を保つことができるので、完璧に仕上げたい時には効果的な方法です。
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