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さまざまなシーンで使われる器具 配線ダクト

日常生活において電気製品の使用は不可欠で、そのため電気配線やケーブル類は、どの建物・部屋でも私達の身の回りに存在することになります。

通信信号など弱い電力のものならワイヤレス化が進んでいますが、100Vなどの高圧電気を供給するものなどではケーブルがなくなることはありません。結果として複数の電気製品を普段使う私達の生活において、ケーブルは邪魔に感じます。それを解消するのが配線ダクトで、細長くて部屋の隅に固定して配線・コード類を収納する器具です。多くの配線ダクトにはフタがあり、コード類の出し入れが容易な構造になっている器具で、材質はしなやかに馴染むものが採用されることが多いです。

サイズは製品によってさまざまで、長さは数十センチからメートル単位で用意、家庭用配線ダクトなら、断面積は設置して邪魔にならない程度になっていることがほとんどです。産業用配線ダクトもあり、電源や電気信号のやりとりを行なうケーブルを多数収納することが目的です。ケーブルはまとまると重量物になることが多いので、ダクトというよりはレール状で堅牢な作りになっていることが多いです。

そのため金属でできていることが多く、工場の天井や、空調機器などが設置されている別室などに邪魔にならないよう配置されることが多いです。この他室外に設置される配線ダクト器具もあり、この場合紫外線や雨水などからのダメージを防ぐ機能も持っています。途中から配線を引き出す構造になっていない場合が多く、完全密閉のパイプ状の形状のものが多いです。継ぎ目部にはシール材などを使ってふさがれ、虫などの侵入もないよう工夫された作りになっています。

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