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屋外で結束バンドを使う時は耐候性に優れた製品を選ぶ

結束バンドは電源ケーブルなどを束ねてばらばらにならないようにするための製品で、配線工事の際にはとても重宝します。

壁の内側や天井裏、床下などにケーブルを這わせる時、所定のスペース内にきちんと収めて垂れ下がったりすることがないように固定できます。もちろん、屋内だけでなく屋根・外壁・路上といった屋外での配線工事にも使えます。屋内と同様、屋外にあってもさまざまな場面で配線工事は必要です。ビルや住宅の外側を照らす夜間照明や商業施設の看板、最近では太陽光発電装置などにも各種のケーブルが使われます。

もちろん、屋内で使われる電力ももともとは外部から送電されてくるものですから、それを引き込むためのケーブルにも結束バンドは使われています。こうした屋外で使用される結束バンドには、高い耐候性が求められます。結束バンドの素材はナイロンやポリプロピレンなどの合成樹脂が中心ですが、屋外の環境はこれらの樹脂にとってはかなり過酷です。

さらにわが国は季節の移り変わりによる環境変化がかなり大きいので、さまざまな耐候性を備えた製品を選ぶ必要があります。ここでいう耐候性とは、具体的には直射日光、風、雨などに耐えうることをいいます。また、温度については夏の高温と冬の低温の両方に耐えられなければなりません。さらに、豪雪地帯では雪の重みに耐えられること、海岸近くでは塩害に耐えられること、など地域ごとの特性も踏まえ、製品を使い分ける必要もあります。

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