Skip to content

結束バンドは食品加工の現場でも使われる

結束バンドと言えば、ホームシアターやオーディオシステムなどの裏で機器同士を接続するケーブルを束ねたり、DIYにおいては、物を固定する際にも使えたりする手軽に使えて便利なものです。

細長い棒状の形状をしていて、棒の片方のやや尖っている先をもう片方の先端にある穴の中に通すだけでロックがかかり、ちょっとやそっとの力では引き抜くことが出来ません。また樹脂製ではありますが、ハサミで切るのには力が必要になるなど丈夫に出来ているので、ある程度の重たいものであっても固定することが出来ます。さて、結束バンドには様々な種類があり、先ほどの樹脂製のものだけでなく、金属製のものもあります。また一度括ると抜けないのが大きな特長ともなっている商品ではありますが、括った後に容易に外せる仕組みが備わっているものもあります。

ちなみにそれは仮どめ用として使われています。ところで、一般家庭で使われるだけでなく、産業界でも広く使われており、機器の内部の配線を束ねたり固定するためにも使われています。高温や低温、それに薬品などに耐えうるものもあるので、様々な環境で使用が可能です。また、金属を混ぜた樹脂製ものもあります。

これは、食品加工の現場で使われるものです。どうして金属を混ぜているのかというと、万が一結束バンドが破断して加工中の食品に混入した場合でも、金属探知機をかければ混入を発見出来るからです。食品に異物が混入し、それが店で販売されると健康被害が出ることもありますし、回収の費用も大変になります。それに企業のイメージが下がり、他の製品にも影響が出かねません。ですので、こういった特殊な結束バンドを使用しているのです。

Be First to Comment

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *